2015-03

噛むことの大切さ

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★あなたはよく噛んでいますか?
食べ物をよく噛んで味わうことを「咀嚼」(そしゃく)と言います。
忙しさのあまり、食事にかける時間が短い早食いや、噛む回数が少なくて流し込むような食べ方になっていませんか?
通常、1口で何回位噛んで食べているのか意識しながら食べてみてください。
弥生時代に比べ、現代の1回の食事で噛む回数は6分の1以下に減っていると言われています。
1口で30回ほど噛むのが望ましいと言われていますが、弥生時代と違って、軟らかい食べ物が好まれる昨今、それほど噛まなくてよい食品が多いのも事実です。
このようにあまり噛まない生活では、全身の健康にどのような影響を与えているのでしょうか?

★あごの発達
顎の骨は小学校低学年の頃から急速に成長します。
この時期に「よく噛む生活」をしていれば、あごの発達に効果的なのですが、あまり噛まなくてよい軟らかい食べ物を好む最近の食生活では、あごがあまり使われません。
そうすると、あごが充分に発達しないことがあります。
しかし、昔の人と歯の大きさや数は変わらないのですから、あごが小さければ、歯並びや噛み合わせの悪いお口になってしまうと言われています。

★唾液
よく噛むことで分泌される唾液には、食事で酸性に傾いた口の中を中性に戻す中和作用や、口の中をきれいにする洗浄作用、溶け出した歯の表面を再石灰化させる作用などがあります。
これは虫歯や歯周病の予防に役立っています。
また、唾液には、発がん性物質の毒性を弱めたり、有害な細菌の発育を妨げる有効成分が含まれています。
まるで万能薬のような唾液が、よく噛めばたくさん分泌されます。

★脳の働き
昔から「よく噛むと頭が良くなる」と言われますが、頭が良くなるわけではなく、噛むことで脳の働きが良くなるのです。
脳細胞が活性化されて頭がすっきり冴え渡りるため、噛むことは、老人性痴呆の予防にも効果があるとされています。

★噛むことの効用
このように、「噛む」ことは必要であり、大切なことです。
歯ごたえのある食品も取り混ぜ、バランスのよい食事を、ゆっくりよく噛み砕いて食べる習慣を身につけましょう。
そして、きちんと歯磨きをして、定期的に日本橋グリーン歯科で検診を受けましょう。

2015-03-23 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

DACユニバーサルを導入しました

DACユニバーサル【ドイツ製シロナ社】の導入

DACユニバーサルは、歯を削る機械(タービン・マイクロモーターハンドピース・エアースケーラー)の洗浄・注油・滅菌を短時間で自動的に行う滅菌システムです。一度に6本のハンドピースを16分で洗浄・注油・滅菌できます。歯科医院で歯を削る機械をタービンといい、タービンを完全に滅菌できるものです

更に滅菌パックに入れたミラー、カンシなどの棒物の滅菌も可能。
患者さまは勿論のこと、患者さまと接触するスタッフも交叉感染から守ります。
DACユニバーサルはウィルス・細菌感染から診療所と患者さまを守るお手伝いをします。

◆ウイルス、菌類の例
・ヘルペスウイルス
・B型肝炎ウイルス
・HIV
・C型肝炎ウイルス
・結核菌
・髄膜炎菌
・インフルエンザウイルス
・梅毒

洗浄、注油、滅菌(内部&外部)

DACユニバーサルによるメンテナンスの流れ
■ 交叉感染防止
・歯を削る機械(ハンドピース)内部の「洗浄」と「滅菌」は必須です。

歯科医療機関において、交叉感染の可能性が高い器具は歯を削る機械(ハンドピース)とされており、その複雑な内部機構ゆえ、汚れや 細菌が付着しやすいのです。
オイル、切削カス、血液細胞、唾液などを取り除くには適正なクリーニングが必要です。
滅菌で取り除くことはできません。

2015-03-18 | Posted in  Comments Closed 

 

桜と梅と桃の花の見分け方とは?

hinamatsuri
3月になり、段々と暖かくなってきましたね。
花のつぼみを見ると、やっと春が来たのだとウキウキします。

さて、皆さんは桜と梅と桃の花の見分けは付きますか?
桜はなんとなく分かるけど梅・桃は分からないという方が、多いのではないでしょうか?

今回は梅・桃・桜の見分け方をご紹介します。
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『桜』の花は、枝に直接ではなく、細い茎の先に房状に花が付いているので、全体的にボリュームがあります。
花びらの形は楕円で、先が割れています。

『梅』は、枝にくっつくように花が咲きます。
花芽が1節につき1 個なので、たわわに咲くのではなくスカスカした感じで、比較的枝の根元に花が咲きます。

『桃』は、枝に沿うように花が咲きます。
一箇所に複数の花芽がついており、枝全体に花が付くので、梅よりも華やかに見えます。
花びらの先はとがっています。
桜・梅・桃、見た目は似ていても全く違う種類のお花ですね。

さて、歯の治療で見た目は白い歯でも、材料・性能など全く違います。
より良い材料を選べば、結果的に治療費が安くなることがあります。
歯の治療をする時には、ご自身に合うものをしっかりと検討し、治療しましょう。
予防の為にしっかりと歯磨きをし、定期的に歯科検診を受けましょう。

2015-03-11 | Posted in デンタルニュースComments Closed