2014-09

痛くなってから治療するのでは遅すぎる

一度むし歯や歯周病になると自然に治ることはありません。

そして治療をしても、噛む能力は元の状態に近づけることはできても、完全に治すことはできません。
また、かぶせ物や詰物の下にむし歯が再発することも多く、再発するとまた歯を削るので歯に負担をかけ、やがて神経をとることになります。

治療を繰り返すことで、どんどん歯の寿命が短くなってしまうのです。

日本人とスウェーデン人やアメリカ人の残存歯数の差には、意識の違いがあると言われています。
日本人は、「年をとったら、歯を失うのが当たり前。歯が痛くなってから歯医者へ行けばいい」と思っている人が多いのに対し、他の国では 80 歳になっても自分の歯で噛めるように、日頃から歯を守るためのメンテナンスをしているのです。

いつまでも健康な歯を保つことは、美味しく食事がとれるだけでなく、健康な脳や筋力にもつながります。

定期的に歯科医院で検診やクリーニングを受け、8020 を目指しましょう!

<日本橋の歯科、日本橋グリーン歯科デンタルニュース>

2014-09-26 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

歯を失う原因ベスト3 とは?

日本人が歯を失う原因、ワースト3はこれだ!

それでは、日本で歯を失う原因ワースト3を見てみましょう

1.歯周病
歯周病とは、歯垢に含まれる歯周病菌が原因で、歯を支える骨(歯槽骨)が溶け、最後には歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。日本人の 30 代以上の 8 割が罹っていると言われています。
歯がぐらついてきた時には手遅れ。歯茎から血がでたらすぐに歯科医院へ行きましょう。

2.むし歯
むし歯が重度になると神経を取ります。やがて歯がボロボロになります。保険の土台(コア)は金属なので、強く噛むと歯根が割れてしまい(歯根破折)歯を失う大きな原因になります。

3.破折
突然の事故で歯が折れてしまったり、どこかにぶつかって歯に大きなヒビが入ってしまうと、噛む機能が損なわれたり、周囲の歯に悪影響を及ぼすので、抜歯が必要になることがあります。

<日本橋の歯科、日本橋グリーン歯科デンタルニュース>

2014-09-11 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

世界で一番古い入れ歯!?

9 月になりました。まだまだ日中は暑いですが、夕方には時折さわやかな風が吹き、秋が来たのだなと感じます。さて、9 月 15 日(月・祝)は敬老の日です。
いつもお世話になっているおじいちゃんやおばあちゃんへ、日ごろの感謝の気持ちを伝えましょう!

ところで、高齢者の必需品である入れ歯は、どれくらい昔から使われていると思いますか?

世界で一番古い入れ歯は日本で発見されています。なんとヨーロッパよりも 200 年も早く、16 世紀半ばには「噛める総入れ歯」が実用化していたのです。
最古の入れ歯は木床義歯で、持ち主は、天文7年(1538 年)4月 20 日に 74 歳で亡くなった和歌山市の願成寺、仏姫(がんじょうじ:ほとけひめ:本名、中岡テイ)という尼僧です。
女性用の入れ歯なので、丁寧にもお歯黒が施されていました。
こうした入れ歯は木製で、最初は仏師の片手間として作られていましたが、後に「入れ歯師」と呼ばれる専門職業として定着したのだそうです。
昔から日本の職人は手が器用だったのですね!今の入れ歯は進化し、様々な高性能入れ歯があります。保険は適用されませんが、バネがなく人から気づかれにくい入れ歯や、薄い金属床でぴったり上顎に密着し食べ物の温度が分かる入れ歯など種類豊富です。

敬老の日に入れ歯のプレゼントはいかがでしょうか?

<日本橋の歯科、日本橋グリーン歯科デンタルニュース>

2014-09-11 | Posted in デンタルニュースComments Closed