2015-08

歯周病とホルモンバランス

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☆歯周病とホルモンバランス☆

文字通り歯周病とは、歯を支えているまわりの組織が炎症を起こしてしまうという病気です。
初期の段階では自覚症状がほとんどなく、何らかの歯周病の症状が30才以上の成人の8割以上にあると言われています。

☆どんな症状が出るの?☆

化膿性の炎症が歯ぐきに起きて腫れます。
膿が出たり、口臭がひどくなり、歯を支えている骨がやせて歯がグラグラになるため、最終的には歯が抜けて歯周組織を破壊するという、恐ろしい病気が歯周病です。
以前までは歯槽膿漏と言われていました。

静かに進行するので痛みも自覚症状もなく、そのまま放置してしまう場合が多いため、気がついた時には重症になっていることがあります。
中年以降の成人が歯をなくす一番の原因はこの歯周病なのです。

☆歯周病の原因☆

口の中で繁殖した細菌が、水に溶けにくいネバネバした物質と一緒に歯に付着した汚れが歯垢(プラーク)で、この歯の歯垢や汚れが歯周病の直接の原因です。
歯石(ターター)とは放置した歯垢が石灰化したもので、これらが感染を招きます。そして、次第に歯と歯肉の間に隙間(歯周ポケット)ができ、歯周組織を破壊していきます。

2015-08-29 | Posted in デンタルニュースComments Closed