デンタルニュース
使い終わった歯ブラシは、、、
今年も残すところあとわずかとなりました。
肩の荷が重~い大掃除の季節ですね。
大掃除は、大みそか近くに行うお宅が多いかと思います。でもこの時期、冬なので窓を開けると寒いし、水を使うのも冷たく辛いですよね。
なぜこんな寒い時期に大掃除なの?と思ったことはありませんか?
大掃除のもとになったのは、テレビでお馴染みの「すす払い」という行事です。
新しい年の、五穀の豊作を約束してくれる神さまを迎える準備として、隅から隅まで清めるという宗教的な行事として行われていました。
しかし、13日に終わらせると正月までにはまだ時間があるので、それが段々と遅くなり、現代の暮れの大掃除という形になったのだそうです。
さて、歯磨きグッズは大掃除に役立ちます。
使い終わった歯ブラシは、届きにくい細い溝や、洗面所、手の届かない所に詰まったゴミをとるなど、細かなところの掃除に適しています。
また、水道の蛇口についた水垢などは、歯磨き粉で磨くときれいにとれます。磨き終わった後は匂いも爽やかです。
そして、 家だけでなく、お口の中の大掃除もお忘れなく!
冬休みの時間があるうちに受診をし、虫歯を治してしまいましょうね。
特に受験生は、この時期にしっかり治療を受けて、万全な態勢で受験に臨んでください!大人もPMTCなどで徹底的にお口の掃除をし、すっきりと年を越しましょう!
日本橋グリーン歯科の診療は1月5日(月)より通常通り診療いたします。
良い歯ブラシを選ぶポイントは?
★良い歯ブラシを選ぶポイントは?
●歯ブラシの植毛部が大きすぎないもの
ブラシの植毛部が大きすぎると口の中で細かく動かせません。一番奥の歯の裏側まできちんと届く、小さ目のものを選びましょう。
●硬さや形状は歯科医師や歯科衛生士に相談する
硬い歯ブラシでゴシゴシ磨くと歯がすり減ってしまい、かえってむし歯になりやすくなります。
歯周病になると、歯茎を傷めずマッサージ効果のある柔らかめの歯ブラシがお勧めです。
インプラントを埋入している人も柔らかめの歯ブラシを選びましょう。
ご自分に合った歯ブラシが分からない方は、いつでも遠慮なく当院でご相談ください。
●歯間ブラシやワンタフトも使ってみる
どちらも、むし歯や歯周病の予防効果の高い歯ブラシです。
毛先が尖ったワンタフトブラシ(写真右)は、歯の根本の汚れを効果的に落とせます。
針金にブラシがついた歯間ブラシ(写真左)は、ブリッジと歯茎の間や歯と歯のすき間の汚れを落とします。
ご自分にあったサイズや使い方はぜひ日本橋グリーン歯科にご相談くださいね。
<日本橋の歯科・日本橋グリーン歯科デンタルニュース>
いつ歯みがきをするのが効果的?
★一日のうちで、いつ歯みがきをするのが効果的?
虫歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)は、ばい菌の固まりです。
そのまま放置するとバイオフィルムを形成して歯ブラシでとれにくくなります。そのため毎食後に歯磨きをするのが理想的です。
また、夜寝る前にも磨きましょう。寝ている時は唾液の分泌量が低下しばい菌が増殖するからです。
そして、朝起きたらすぐに歯を磨きましょう。
お口のなかのばい菌を朝食と一緒に摂取しないためです。
★歯ブラシの替え時はいつ?
歯ブラシの毛先が外側に開いてきたら、取替えの合図です。また、歯ブラシの毛が開いていなくても、毛のコシは弱くなっています。
さらに、目に見えないカビも生えてきます。大体約1ヶ月~1ヶ月半をめどに取り替えましょう。
★音波ブラシはいいの?
音波ブラシは、歯と歯の間や歯と歯茎の間の溝の2~3ミリまで届くと言われ、歯茎の血行促進効果も高いといわれています。
矯正治療中の方や、体が不自由な方などには特にお勧めです。
携帯用、子供用など、様々な音波ブラシが販売されています。
忠臣蔵のお話と「歯」
12 月になり、今年もあとわずかとなりました。
12 月 14 日は、赤穂浪士が主君‘浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)’の仇である‘吉良上野介(きらこうづけのすけ)’を討つべく、吉良邸に討ち入りをした日です。
毎年この時期になるとテレビドラマやラジオなどで「忠臣蔵」が取り上げられますね。
この忠臣蔵のお話し、実は歯と関係があるのをご存知ですか?
江戸時代には歯磨き粉として「塩」が利用されていました。
そして、塩生産の本場は三河吉良(愛知県)となっていました。
そこに新ブランド播州赤穂の塩(兵庫県)が登場して、味・品質ともに評判を得て、“将軍家御用達”になるほど大ヒットしたのです。
しかし実は、この赤穂の塩は吉良家に家来を送って製塩法を教わった塩でした。
これをみて面白くないのが吉良上野介です。浅野内匠頭に嫌がらせを重ねるようになり、思い余った浅野内匠頭が松の廊下で刃傷沙汰に及び、切腹を命じられたのです。
そして、大石内蔵助など四十七士による討ち入りに至ったと言われています。
年末になり忙しくなると、歯が痛くても歯医者に行かないで我慢するという方が多くなります。
早めに治療や検査を終わらせて、気持ちよく年越しをしましょう!
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歯並びが悪いとどうなるの?
★歯並びが悪いとどうなるの?
歯並びが悪いと、うまく咀嚼がうまくできず、食べ物を丸のみして胃腸に負担がかかる可能性があります。
また、歯磨きがうまくできず虫歯や歯周病になりやすくなったり、うまく発音できなかったり、腰痛や頭痛の原因になることもあります。

歯列矯正はワイヤーを使う方法が主流でしたが、最近はマウスピースを使った目立たない矯正もできました。
お子さまだけでなく、おとなの方も矯正する方が増えています。
一見歯並びが良く見えても、実はうまく噛み合っていない場合もありますので、歯並びでお悩みの際は、是非一度日本橋グリーン歯科へご相談ください。
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秋といえば食欲の秋ですね
11 月になり、紅葉で木々が色づき、すっかり肌寒くなりました。
秋といえば食欲の秋!
アメリカでは、11 月の第 4 木曜日に、サンクスギビングデー(感謝祭)として、家族や親戚、友人が集まって一緒に食事を楽しみ、過ごすそうです。
この、サンクスギビングデーの由来は、イギリスからアメリカに渡ってきた入植者が、先住民族であるインディアンから狩猟や農耕を学び、そしてやっと初めて収穫を迎えた日、その収穫を喜び、インディアンを招いて一緒に会食をし、神様に感謝したというのが始まりだそうです。

このような感謝祭は、かつて日本にもあったそうです。
その日が、今で言う「勤労感謝の日」です。
勤労感謝の日は、戦前には「新穀感謝祭」や「新嘗祭(にいなめさい)」と呼ばれ、収穫を感謝しお祝いをしていたそうです。
食欲の秋、おいしく食べられることに感謝しながら、みんなで集まってパーティーをするのも楽しいですね。
食事は良く噛んで食べることで、様々な良いことがあります。
よく噛んで食べるためには、健康な歯が大切です。
歯並びに不安がある方、歯茎から血が出る、しみる、入れ歯が合わない方など、お口について心配事がある場合は、日本橋グリーン歯科へお気軽にご相談ください。
効果的なキシリトールガムの選び方
★効果的なキシリトールガムはどのように選べばいい?
虫歯予防の為にキシリトールガムなどを摂取する場合は、砂糖が入っていない物で、甘味料としてキシリトールが 50パーセント以上含まれているものを選びましょう。
★キシリトールガムはいつ噛むと良いの?
一日4回、毎食後と就寝前に噛みましょう。
積極的に虫歯を予防したい場合は、間食後にも噛むのが効果的です。
ただし、ガムを日常的に何回も強く噛みすぎると、顎関節症の症状が出てくることがあります。
また、強くガムを噛む習慣がある人は歯が磨り減ってかみ合わせが深くなり、上の前歯が前にでてきたりしてきます。
なにごとも過ぎたるは及ばざるがごとしですね。
★どれくらいの期間で効果が出るの?
キシリトールガムをかみ始めて 3 ヶ月ほどたつと虫歯になりにくくなるといわれています。
しかし、キシリトールガムを食べていても歯磨きが不要になるわけではありません。
毎日きちんと歯磨きをしましょう。
また、すでに形成されてしまったバイオフィルムや歯石は除去できません。
このため、定期的に歯科医院に通院して予防をすることが大切です。
3~4か月ごとに歯医者に通院し、プロの歯医者による予防処置を受けましょう。
キシリトールが虫歯を防ぐ2つのパワー
★キシリトールってなに?
キシリトールとは、多くの果実や野菜の中に天然で含まれる自然の甘味料です。
例えばイチゴには、乾燥したときの重量 100 グラム中に、約 300mg のキシリトールが含まれています。
また、人のからだのなかでも、肝臓で 1 日あたり約 15 グラムのキシリトールが作られています。
私たちがガムなどで摂取するキシリトールは、白樺などの木からとれる「キシランヘミセルロース」を原料に人工的に作ったものです。
★キシリトールが虫歯を防ぐ2つのパワー
1.虫歯の原因にならない
キシリトールは、虫歯の原因になる酸を作りません!
2.虫歯の発生、進行を防ぐ
むし歯の原因となるプラークをつきにくくし、唾液が分泌されるので歯の再石灰化を促します。さらに、むし歯菌を繁殖しやすくする栄養や酸などが得られないため、むし歯菌(ミュータンス菌)の活動を弱める働きを持っています。
<日本橋の歯科、日本橋グリーン歯科デンタルニュース>
食べ物が美味しい季節だからこそ、虫歯にも気を付けましょう
10 月になりました。暑さも収まり、過ごしやすい季節になりましたね。
夏バテで落ちていた食欲も、戻ってきた方も多いのではないでしょうか?
食べ物が美味しい季節だからこそ、虫歯にも気を付けましょう!
さて、10 月は和名で神無月といいます。これには諸説ありますが、10 月に全国の八百万(やおよろず)の神々が、こぞって島根の出雲大社に行き、男女の縁を結ぶ相談や酒造り、農作の収穫や漁労など、次の1年間のさまざまな事を話し合うために集まります。
各地の神社の神が居なくなるので神無月といい、逆に出雲地方では神在月(かみありづき)と呼ばれているそうです。
英語では 10 月を October(オクトーバー)といいますね。
これはラテン語で、「8 番目の月」という意味なのだそうです。
Oct(オクト)という言葉が 8 を意味するので、タコを意味するオクトパスや、ピアノなどのオクターヴにも oct が入っているのですね!
なぜ 10 月なのに 8 番目なのかというと、古代ローマでは、もともと 3 月を 1 年のはじめとしていたのに、途中で無理やり一年の始まりを 1 月に変更して、そのまま名前を変更しなかったからだそうです。
言葉の成り立ちを知るのって面白いですね。
<日本橋の歯科、日本橋グリーン歯科デンタルニュース>
歯の移植について
親知らずを抜いた経験のある方、とてもきれいな状態だったら、なんだかもったいないなと思ったことはありますか?
そんなこと考えもしないわ、という方のほうが多いかもしれませんね。
抜いた歯が虫歯にもなっていなかったら、歯をなくしたときに使えないのかな、と思ったことならあるかもしれません。
入れ歯、ブリッジ、インプラント・・・
歯を失ったときにその空間を補い機能を回復する方法がいくつかあります。
でもこれらはどれも人工的なもの。
プラスティックや、金属など、比較的お口の様々な環境に耐えうる丈夫で安全な素材が使われています。
それでもはじめは違和感があったり、いつまでたっても慣れなくて悩んでいる方も少なくありません。
実はそれより、もっといい方法が可能なケースが隠れていることがあるんです。
それは皆さんのお口の中にヒントがあります。
なんと、親知らずなど、今存在している歯をその空間に移すという処置があるんです。
そんな治療を移植と呼んでいます。
何より自分の歯でかむということが可能なのですから、もしもこの治療ができるならとてもハッピーなことです。
合わない人工のものをお口の中に合わせていく作業を繰り返す手間や費用、時間をかけなくて済みますし、拒否反応のようなものも大変少ないのです。
あいにく、その治療のケースはそんなに多いわけではないのですが、もしも奥歯を抜くことがあって、まだ親知らずが元気だったら可能になることがあります。
その時には、移植先の歯を抜いて、親知らずも抜いて移動させるので、傷は二か所できることになります。
周辺の組織が死んでしまう前に、丁寧に安全になおかつなるべく早く移植させる必要があります。
傷口を糸で縫合して移植した歯を固定するようにして、傷の回復を待ちます。
移植先でしっかり骨と結合すればほとんどの場合、周りの組織と一体化して、咬むことが普通にできるようになります。
しかし、形態~考えてもわかるように、まさか親知らずを前歯に持ってくるわけにもいかないですし、移植の場合には適した場所であることが前提です。
さらに、植え替える空間がきちんと確保されている必要もありますし、植え替えた先できちんと固定されるかどうか、骨や周辺の組織の経過を見なくてはなりません。
治療には保険が適用されるケースもあります。
もしも歯を抜かなくてはいけない、というときがきたら、ちょっとだけ、思い出してください。
もしかしたら、あなたのお口の中に宝ものが残されているかもしれません。
その時のためにもはやりどうせ抜くからと言って親知らずなんか丁寧に磨いたことが無い、なんてことのないように、大切にしておいてくださいね。
いざというとき、あなたを救ってくれるかもしれません。